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【アーサー王伝説】カリバーン

アーサー王
  • 種別:剣

アーサーが最初に持っていた剣ではないかとされるもの。いわゆる「エクスカリバー」の原型であるという。

エクスカリバーよりも起源の古い剣「カリバーン」

アーサーの剣というとエクスカリバーが有名だが、マロリーの「アーサー王の死」を丹念に読むと、アーサーは少なくとも2本の剣を使用していたと解釈できる。

そこで、最初の剣を「カリバーン」、後の剣を「エクスカリバー」と呼ぶことが慣例化した。

カリバーンの原型は、ケルト神話の英雄フェルグス・マクローイが持っていた「カラドボルグ」であるとされる。

その名称はともかく、「アーサーの最初の剣」は、マーリンによって石に突き立てられ、それを抜くことにより、アーサーはブリテンの王たることを証明した。

「アーサー王の死」のブリテン統一戦争の時に、アーサーは「エクスカリバー」という名前の剣を抜いているが、これは現在ではマロリーの誤記で、実際はカリバーンだったのだろう、といわれている。

この剣は松明たいまつ30本分ほどの光を放ち、敵の目をくらませてアーサーの軍を勝利に導いたと書かれている。

この剣は、非常につまらないことから始まったペリノア王(パーシヴァルの父)との一騎打ちで、2つに折られてしまう。

アーサーは危機に陥ったが、間髪を入れずにマーリンがペリノア王に魔法をかけたため、彼は眠ってしまい、アーサーは難を逃れた。

睡眠の魔法で簡単に寝てしまうような相手に折られるのだから、この部分を読む限りにおいては、カリバーンはあまり大した剣ではないかのような印象を受ける。

なお、カリバーンはエクスカリバーよりも起源は古く、マロリー以前の文献にも登場する。

「ブリテン列王史」には、アーサーはブリドウェンという盾、カリバーンという剣、ロンという槍で武装し、カリバーンで470人のサクソン兵を倒したという。

このカリバーンも「アヴァロンで鍛えられた」ものであるとされている。

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