Contents
- 1 アルゴ探検隊の大冒険
- 2 インモータルズー神々の戦いー
- 3 エクソダス:神と王
- 4 かぐや姫の物語
- 5 銀河英雄伝説
- 6 キング・オブ・エジプト
- 7 ゴールデンカムイ
- 8 コンスタンティン
- 9 邪神ちゃんドロップキック
- 10 新世紀エヴァンゲリオン
- 11 スパルタカス
- 12 センチュリオン
- 13 ドラえもん のび太と雲の王国
- 14 ドラキュラ
- 15 ノア 約束の舟
- 16 パーシージャクソンとオリンポスの神々
- 17 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海
- 18 ヘラクレス
- 19 マイティ・ソー
- 20 ヤマトタケル
- 21 ロビンとマリアン
- 22 ロビン・フッド
- 23 ロビン・フッド
- 24 ロード・オブ・ザ・リング
- 25 Fate/Zero
- 26 THE MYTH/神話
アルゴ探検隊の大冒険
- 関連する神話/伝承:ギリシア神話

インモータルズー神々の戦いー
- 関連する神話/伝承:ギリシア神話

ギリシャ神話がベースになっていますが、あまり神話にとらわれてません。
現代映画的な感覚で、映画を楽しむことができます。
神々として登場するキャストや衣装デザインが見所です。
エクソダス:神と王
- 旧約聖書の出エジプト記

グラディエーターのリドリー・スコット監督の歴史大作。
しかも主演はバッドマンシリーズのクリスチャン・ベイル。
題材はモーセの十戒。クリスチャン・ベイルがモーセ役とかそれだけで面白そうですよね。
リアルな描写と、モーセが海を左右二つに分ける場面がとても迫力があり、衝撃的でした。
残ったイスラエル人民がどのような旅路を経て祖国に帰るのかがよくわかります。

エジプトから脱出したモーゼと彼に従うヘブライ人達が歴史として蘇った感があります。
衣装や当時の生活風習などがとてもリアルですが、神が想像外の意外な姿で登場します。
我々現代人が持つ中世に描かれた絵画から受けるイメージの神と、当時の人たちが考える神とは全く違う概念のものであったかもしれないと考えさせられました。
かぐや姫の物語
- 関連する神話/伝承:かぐや姫(竹取物語)

かぐや姫自体は小さい頃に絵本で読んだり、竹取物語を学生時代に古典で勉強したので内容はもちろん知っていましたが、ものすごくよかった。
誰でも知っているストーリーをやわらかい絵の描写で繊細に作り込まれた映画だと思いました。
月から迎えが来るシーンが特によかったです。
人間界では説明できないような神々しい金色の光が画面いっぱいに広がり、かぐや姫の宿命の人知を超えた意味が心を打つシーンでなぜか涙しました。
銀河英雄伝説
- アニメ
- 関連する神話/伝承:北欧神話

銀河帝国と自由惑星同盟の両陣営にいる天才が知力を尽くして戦う場面が好きで、銀河帝国の艦船などの兵器には北欧神話が題材とされる名前が多く、また帝国の軍人が死ぬとヴァルハラへ行くというような表現もあるので北欧神話の世界と同じルーツなのかと思いました。
キング・オブ・エジプト
- 関連する神話/伝承:古代エジプト

映像がとても美しく、神様と人間が共存しているという世界観に魅了されました。
出演しているヒロイン役のコートニー・イートンの美しさに惚れ惚れし、エロディ・ユンの妖艶さにドギマギさせられました。
オシリスとセト、名前はよく耳にしていましたが映画で見ると分かりやすく整理されています。
が、史実とは少し違うようですのであくまでエンターテイメントとして楽しむ作品だとは思います。
自分はとてもおもしろく拝見しましたが、作品としての評価はあまり高くないようです。
ゴールデンカムイ
- 関連する神話/伝承:アイヌ神話

金塊をめぐる戦いを描くアニメ(原作はコミック)ですが、ギャグ要素が盛りだくさんで、アイヌのことを深く知ることができるのも魅力です。
もともとはアイヌのことをあまり知らなかったのですが、アニメを見る中でどんどんアイヌのことを知ることができました(流石、原作者がかなりの時間を調査にあてているだけあります)。
アイヌ文化のことならどれも驚きだったのですが、神話/伝承に関するエピソードでいえば、アイヌでは動物は神の国では人の姿をしていて、人の世界へ遊びに来るときは動物の皮や毛をまとってきているとみていること。
その中でも熊は位が高く、小熊を育てることになった時は、1、2年大切に世話をして、殺す(というよりは送り返す)時は盛大な儀式を行うそうです。
そのことについてどう思うか尋ねられた際のアシリパさんの答えは、それをただ鵜呑みにするのではなく、自分なりに考えた上で正しいことだとしていて、「やっぱりアイヌの新しい女なんだなあ」と実感しました。
コンスタンティン
- 関連する神話/伝承:キリスト教

コミックを原作としたアメリカ映画ですが、キリスト教のカトリックの理論を下敷きにしたスピリチュアルな世界観が面白いです。
主人公のジョン・コンスタンティンは普通の人には見えないものが見えてしまう霊感体質のエクソシスト。
天使と悪魔が人間の魂を獲得するのを競っているという設定で、その戦いにジョンが巻き込まれていくストーリーがアクションと共に展開されていきます。
キリスト教に馴染みの薄い日本人にとっては分かりづらい部分もありますが、ファンタジーの要素は多いものの、自殺は死後に地獄行きとなる大罪であることなど、聖書やカトリック教会についての知識を得ることができます。
邪神ちゃんドロップキック
- 関連する神話/伝承:ギリシア神話

とにかくキャラクターデザインがすごい。
とても可愛くてきゅんきゅんします。
メデューサやミノス(ミノタウロス一族の1人)が出てくるなど、神よりも悪魔が登場するアニメです。
悪魔界の獣も取り上げられ、よく考えられていると思いました。
新世紀エヴァンゲリオン
- 関連する神話/伝承:ユダヤ教、キリスト教など

登場人物がとても魅力的に描かれているのが特徴的です。
アニメ自体が好きという人ももちろん多いですが、それ以上にキャラクターにつくファンが圧倒的に多いと思います。
主要キャラクター以外にも、「使徒」と呼ばれる敵キャラクターがとてもコミカルな見た目で描かれているのも特徴的。
お面のようなとぼけた顔をしているものであったり、はたまたヘビのような長い見た目だったり。
これらは全てキリスト教における天使の名前で呼ばれているため、エヴァがきっかけで天使の名前が言えるようになった人も多いと思います。
さらにこのアニメの面白いところは、敵が一体何者なのかが明かされないところ。
主人公でさえも自身が何と戦っているのかわかっておらず、そのため視聴者は敵が何者なのかを想像しながら見ることができます。
例えば、敵である使徒の名前が天使であることから、実は正義はあちら側にあって迎え撃っている主人公サイドが実は「悪」なのではないかという読み方もできます。
キリスト教に詳しければ詳しいほど想像を楽しむことが点も魅力の1つと言えます。
スパルタカス
- 関連する神話/伝承:古代ローマ

アメリカのテレビドラマは凄い!!と唸ってしまう作品です。
古代ローマを見事に再現しています。
そしてリアルで残忍な殺戮シーンや男も女も全裸でモザイクなしのサービス精神。
何よりもストーリー展開のテンポの良さと面白さが全く飽きさせず3シーズン分を一挙に楽しめます。
特にシーズン1のスパルタカスを演じたアンディ・ホイットフィールドが最高です。亡くなられて残念。
センチュリオン
- 関連する神話/伝承:古代ローマ帝国

当時勢力拡大戦争の最中にあったローマ軍とスコットランドの先住民族であるピクト族の抗争がモチーフになっています。
ピクト族の奇襲攻撃を受け壊滅的打撃を受けたローマ帝国の将軍が、僅かに生き残った手勢とともにピクト族の追撃から逃れるための逃避行が描かれます。
戦闘シーンが多く、残酷描写も少なくはないですが、古代ローマ軍がヨーロッパを席巻していたという歴史的事実を知ることができ興味深かったです。
ドラえもん のび太と雲の王国
- 関連する神話/伝承:旧約聖書

ドラえもんの作品の中でもかなり奥深いと思った作品です。
地球の将来を危ぶみ大洪水を起こして楽園を作ろうとするノア計画を巡ってのお話ですが、これはそのままノアの箱船と重なります。
見た当時はベースの伝承を知らなかったのですが、後々ノアの箱船という言葉を知りものすごく重いテーマのアニメだったのだと気付かされました。
ドラキュラ
関連する神話/伝承:吸血鬼伝説

同名の原作小説を可能な限り忠実に映像化したホラー大作です。
ドラキュラ伯爵が吸血鬼になったのは最愛の妻との死別がきっかけで神に背くようになってしまったからというエピソードや、その妻の生まれ変わりの女性との苦しい恋など、切ない愛のストーリーが意外であり印象的でした。
吸血鬼が自分の姿を自由に変えられることや、鏡には映らないこと、棺桶の中で眠らなければならないことなど、全編を通して他にもたくさんの吸血鬼の特徴がドラマチックに語られています。
そして恐ろしく気味が悪い反面、紳士的で優雅なドラキュラ伯爵はとても魅力的です。
ノア 約束の舟
- 関連する神話/伝承:旧約聖書

ラッセル・クロウ主演、リドリー・スコット監督の大作です。
旧約聖書のノアの箱舟が実在したらまさにこんな感じではなかったかと錯覚してしまいます。
方舟の規模の大きさや内部構造のリアルさに圧倒されます。
当時の技術で如何にも造れそうな舟にデザインされています。
パーシージャクソンとオリンポスの神々
- 関連する神話/伝承:ギリシア神話

時代設定は現代で、主人公たちはみなオリンポスの神々と人間との間に生まれたハーフゴッドです。
そのため、神話ものにありがちな古い話ではなく、子供から大人まで幅広く楽しめる作品になっています。

ギリシア神話が現代にあったらという設定に親近感があり面白かったです。
水を自由に操るポセイドンの力の描写がカッコ良いです。
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海
- 関連する神話/伝承:ギリシア神話

ギリシア神話に登場するポセイドンと人間との間に生まれたパーシー・ジャクソンが主人公の物語第二弾です。
前作に続き、父親から引き継いだ不思議な力を使い、仲間たちと共に危険な魔物と戦います。
アクションもすごいので、家族で楽しめる作品だと思います。
ヘラクレス
- 関連する神話/伝承:ギリシャ神話

コメディーもあるミュージカル仕立てのストーリで、ギリシャ神話をモチーフにしている事から、主人公のヘラクレスの成長と活躍を楽しめる部分が好きです。
その他の登場人物のゼウスやハデス、ミューズ等ディズニーオリジナルになってはいますがギリシャ神話の神々が出て来る事で神話に親しめる作品です。

様々な作品でヘラクレスは描かれていますが、ディズニー版は親しみやすい雰囲気になっているので好きです。
超人的な力を持つ主人公のヘラクレスと不思議な魅力を持つ神秘的なヒロイン・メグとの恋愛も注目したい映画です。
マイティ・ソー
- 関連する神話/伝承:北欧神話

主人公ソー(トール)の直情的で涙もろいが正義感もあり、やや尊大かつ傲慢……という、思い描く北欧神話の「神」のイメージにぴったりで、見ていると清々しいところが面白い。
オーディンやロキといったキャラクターもおり、衣装のデザインも北欧を意識しているので見ていて飽きがこない。
ソーのハンマー「ムジョルニア」は「ミョルニル」を指していたり、地球を「ミズガルズ」と表現するなど、随所に北欧神話の名称が用いられているため単語を覚えやすい。

俳優のアクションやCGなどの映像面の迫力があるところや、演出などが素晴らしいです。
また北欧神話の世界を、独自の解釈で再構築しているところも良いです。
この映画を見て英語読みだと、雷神トールはソーになるということや、ミョルニルはムジョルニアになるということを知りました。

オーディーンの息子であるソーを主人公とした物語です。
ソーが使う武器としてムジョルニアなどもしっかり出てきます。
義理の弟であるロキを相手に故郷であるアスガルドを護る姿や、時にはロキと協力する姿は人間味があり、庶民層に人気のあった神であるという点を感じさせる点も嬉しいところです。
北欧神話の最終決戦「ラグナロク」もシリーズ内で取り上げられており、神話を元としたアクション映画の中では最も完成度が高くエンターテインメント性の高い作品です。
ヤマトタケル
- 関連する神話/伝承:日本神話

ヤマトタケルの誕生から成長、ヤマトへの帰還までを描いている。
熊襲の平定後、いかにしてヤマトに帰還したかなど、神話に沿ったエピソードが描かれており、日本神話におけるヤマトタケルというキャラクターの変遷がおおよそ理解できる。
特撮作品という事で多少SFチックではあるが(いかにも怪獣然としたヤマタノオロチや、巨大ロボットを思わせるウツノイクサガミ等)幅広い年齢層にアピールした作品となっていて、興行面では苦戦したが今日でもそれなりに評価は高い。
ロビンとマリアン
- 関連する神話/伝承:ロビン・フッド伝説

1976年公開のアメリカ映画です。
少々古い映画ですが、ロビンフッドのエンターテイメント映画に仕上がっています。
ロビンには名優ショーン・コネリー、マリアンはなんとオードリー・ヘップバーンという夢の競演です。
設定は年老いたロビンが昔の恋を再びと老骨に鞭打ち再度マリアンを追い求めるというコミカルな内容です。
もちろんアクションも満載です。
とてお娯楽性の高い作品ですが、名優二人が演じるときちんとした歴史ドラマになってしまうのは凄いですね。
ロビン・フッド
- 関連する神話/伝承:ロビン・フッド伝説

リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演とくればもう間違いない面白さ。
ズッシリと12世紀のヨーロッパを感じさせる映像の美しさとリアルさがまず感動です。
そしてやはりラッセル・クロウの影のあるロビンは歴史的ヒーローであるロビン・フッドの物語を史実にした感があります。
ロビン・フッド
- 関連する神話/伝承:ロビン・フッド伝説

ケビン・コスナー主演のちょっとスマートでハンサムなロビン・フッドです。
イスラムから共に逃げてきた異教徒のアジーム(モーガン・フリーマン)との二人三脚が今まで数多くあるロビン・フッド作品と一線を画しています。
このアジームがなかなか曲者で厄介なのですが、自分のポリシーを曲げない点が実に有能な男。
モーガン・フリーマンの飄々とした演技が素晴らしいのです。
ロード・オブ・ザ・リング
- 関連する神話/伝承:北欧神話

ロード・オブ・ザ・リングの原作は「指輪物語」で、北欧神話をベースとした妖精や魔法使いが出てくるお話です。
映画では迫力満点の映像やホビットのコミカルな点が話題になりました。
Fate/Zero
関連する神話/伝承:アーサー王伝説、イスカンダルの伝承他

過去の英雄を英霊として召喚し戦うストーリー。
彼らが繰り出す技がかっこよく、それらが伝承や伝説をもとにしたものだと知り興味を持ちました。
例えばイスカンダル王だと、宝具が出てくるシーンで雷がバチバチと鳴るのですが、それはイスカンダルが雷神ゼウスの息子であるという伝説が関係しているからとのこと。
それぞれが運命の中であがく描写がなんとも言えずカッコよくて好きです。
THE MYTH/神話
- 関連する神話/伝承:中国の秦の始皇帝にまつわる神話

主人公である考古学者のジャックが、中国・戦国時代の秦の王、「始皇帝」に関する神話や伝承を解明していく物語です。
劇中で始皇帝の近衛将軍の真実や秦と朝鮮軍の戦争の内容を知ることができます。アクションや剣術シーンもカッコ良いです。
ギリシア神話を題材にとった特撮映画です。
ゼウスがイアソンに「黄金の羊の毛皮」の獲得を命じたエピソードが中心となっており、神話に登場する怪物等が当時の最新鋭の特撮技術によって再現されています。
モンスター映画としても楽しめると同時に、ギリシア神話に特に馴染みがなくても、この作品を観ればそれなりに神話を理解出来るようにはなると思います。