映画やアニメなど数々の作品に登場する妖精。
漠然と「妖精を見たら幸せになれる」と思っている方も多いのではないでしょうか?
確かに妖精を見た後にいいことがあったという方もいるのですが、だからといって妖精が常に幸福をもたらしてくれるとは限らないようです。
ここでは、改めて妖精についてご紹介していきたいと思います。
妖精とは?

妖精というのは「フェアリー」とも呼ばれていますが、基本的には自然物の精霊を指します。
花の精霊であったり水の精霊であったりと、自然のものに宿っているものというイメージが強いです。
その一方で、何の精霊なのか明確になっていないティンカーベルのような妖精のイメージを持っている方も少なくありません。
妖精への考え方というのは、国によって異なってくる部分もあります。
自然物の精霊として考えているようなところもあれば、妖怪や魔物も含めて妖精と呼んでいるようなところもあります。
日本では漠然と縁起のいいものとして認識されている傾向にありますが、世界的に見ると一概にそうとは言えない部分もあるようです。
例えば、中世においては妖精による「取り替え子」の迷信が広く伝わっていました。
「取り替え子」というのは、妖精が人間の子どもをさらってその代わりに妖精の子どもを置いていくというものです。
子どもが不思議なものを見たり、不思議な力を発揮したりすると「あの子は取り替え子だから……」と言われるといったケースもあったようです。
基本的に妖精は人間に好意的で優しいものの、だからといってまったく悪さをしないというわけではないのです。
妖精のお国柄という部分もあるのかもしれませんが、根は優しいいたずらっ子のような存在と言えるでしょう。
多少人を困らせることがあっても、一線は越えないといったところでしょうか。
日本でも妖精の登場する作品はたくさん生み出されていますが、このあたりをうまく描写しているものも少なくありません。
「妖精=小さいおじさん」という説も
日本では小さいおじさんというのがひとつの都市伝説としてよく知られるようになりました。
有名人の方も多く目撃していますし、一般の方で動画や画像に残しているというケースも少なくありません。
実は、妖精と日本でよく目撃されている小さいおじさんが同じものであるという説もあるのです。
妖精というのは、一般的にはティンカーベルのような可愛らしい女の子のイメージが強いかと思います。
もちろん、男の子を思い浮かべる方もいるでしょうが、どちらにしても羽の生えた可愛らしい容姿をしているかと思います。
その一方で、小さいおじさんというのは文字通り、おじさんがそのまま小さくなったような姿をしています。
目撃談によってはバイクに乗っているようなこともありますし、ジャージ姿やタンクトップ姿で目撃されている例もあります。
妖精がファンタジー一色であるのに対して、小さいおじさんというのは妙にリアリティーがあります。
リアルすぎて夢も希望もない感じがしますし、妖精と小さいおじさんというのは見た目的にも対極に位置するようなものとも思えます。
しかしながら、妖精と小さいおじさんが同じものである可能性はあるのです。
霊能者の中には「一般に妖精と呼ばれているものは中高年の姿をしている」と言っている方もいます。
容姿には大きな違いがあるものの、幸運をもたらすようなこともあれば、いたずらをするだけで帰っていくようなこともあるという部分では確かにその本質は同じと言えるかもしれません。
ネット上には妖精を謳ったやばい画像や動画もある
今は何でもネット検索できる時代となっているのですが、「妖精」というキーワードで検索してみるとかなりの数の画像や動画がヒットします。
ただ、ネット上には妖精と謳っているだけで妖精でも何でもないやばい画像や動画が公開されていることもあります。
かつてmixiが全盛期だった頃、妖精を見たという方が該当するコミュニティで画像などを投稿していたのですがその中には霊感のある方から見て相当やばいものもあったと言われています。
実際に画像を見てから頭痛がするようになったという声も出ており、そういったものが今もネット上に公開されているのです。
せめて画像や動画で妖精を拝みたいという安易な気持ちで検索すべきではないのかもしれません。
まとめ
可愛らしいイメージの妖精ですが、何も幸福だけをもたらすというわけではないようです。
日本で目撃情報の多い小さいおじさんとの関連性も取り沙汰されており、思っている以上に奥が深い存在です。
ただ、だからといって安易に画像や動画を検索してしまうと妖精を謳った別のものの影響を受ける可能性もあります。
注意しておきましょう。
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