ドローンのせいで区別がつきにくい?未確認飛行物体UFOの話

1561年にドイツで描かれた絵。UFOを描いたもの。
1561年にドイツで描かれた絵。UFOを描いたもの。

オカルトと一口に言ってもいろいろなジャンルがあるのですが、その中でもドがつくほどの定番となっているのがUFOです。

実際に見たことがあるという方もいれば、見たことはないものの信じているという方も多いでしょう。

逆にまったく信じていないものの、番組でUFOが特集されているとついつい見てしまうし、関連グッズも買ってしまうという方もいるかもしれません。

ここでは、昔から多くの方に愛されているUFOについてご紹介していきたいと思います。

UFOとは?

アメリカ・ニュージャージー州で撮影されたUFO(1952年)
アメリカ・ニュージャージー州で撮影されたUFO(1952年)

UFOというのは、未確認飛行物体のことを指します。

英語だと「unidentified flying object」となり、その頭文字をとって「UFO」と呼んでいるのです。

文字通りの意味なのですが、それが何であるか確認されていない未確認の飛行物体のことを指します。

フライングヒューマノイドなども未確認飛行物体となるのですが、一般的にUFOというとやはり宇宙人が乗っているものというイメージが強いかと思います。

ここでは宇宙人が乗っているであろうUFOについてお話していくことになるのですが、「空飛ぶ円盤」という表現がよく使われることもあり、UFOは円盤型のものと思っている方も多いのではないでしょうか?

それこそフリスビーのような円盤型のUFOの目撃情報もあるのですが、その形状というのは実にさまざまです。

一般的にもよく知られているアダムスキー型のものもあれば、横に長い棒状のものやV字型のものも目撃されています。

特徴的なのはその形状だけではありません。その動きもなかなか興味深いのです。

例えば、大量のUFOがそれぞれバラバラに浮遊しているようなものもあれば、同じところからほとんど動かないようなものもあります。

逆に、飛行機などではあり得ないほどの猛スピードで去っていくようなものもあります。

出現する時間帯もバラバラです。

明るい時間帯にUFOの本体がハッキリと見えるようなケースもありますし、暗くなってから光のみが見えるようなケースもあります。

UFOの動きや出現する時間帯によって、さまざまな表情を楽しむことができます。

このあたりも長くUFOが愛されている理由のひとつなのかもしれません。

パワースポットでの目撃談が多い

厳島神社の大鳥居
厳島神社の大鳥居

UFOというと神出鬼没というイメージがあるのではないでしょうか?

実際にいろいろな場所、さまざまな時間帯に出現するUFOなのですが、実はここ最近ではパワースポットでの目撃談が増えているようです。

例えば、伊勢神宮などの全国的によく知られているパワースポットでも、お参りをする際にUFOを見たという方が結構いるのです。

最近ではご利益を求めてパワースポットへと足を運ぶ方がほとんどかと思いますが、もともとパワースポットというのは神聖な場所です。

神聖な場所というのは日本国内に限らず、世界各国に点在しているのですが、海外であればそれが何かしらの遺跡であることも珍しくありません。

そういった場所でもUFOの目撃談というのはあるのですが、それ以前にその遺跡を作り上げるのにUFOがかかわっていたのではないかという話もあります。

このように考えていくと、日本で今パワースポットと呼ばれている場所もかつてUFOが何かしらの手を加えているのかもしれません。

その場所のパワーに目を付けて中継地点のようにしているのか、はたまたあくまでもパワースポットを目印として人間の動向を探っているのか……UFOのみぞ知る世界です。

文明の進化で本物のUFOかどうか逆に見分けにくくなってしまった

ここ最近では最初からネタとしてUFO動画を作成するといった動きが世界的にみられるようになりました。

技術の進化によってより精巧な動画を作り上げることもできるようになりましたし、その一方で細かな検証で偽物を暴くこともできるようになりました。

こういった文明の進化によって本物のUFOかどうかを見分けやすくなったと思っている方もいるかもしれませんが、実はその逆です。

例えば、ドローンです。

かつては風向きに対するUFOの動きなどで判断していた部分もあるのですが、ドローンの登場によって本物のUFOかどうかが見分けにくくなりました。

バラバラに飛ばすことができる上に、ホバリングも可能です。

暗闇の中でライトをつけたドローンを複数飛ばしてしまえば、UFOと見分けがつきません。

ただ、人間が本物と偽物を見分けにくくなったことによってUFOはほっとしている可能性もあります。

まとめ

1561年にドイツで描かれた絵。UFOを描いたもの。
1561年にドイツで描かれた絵。UFOを描いたもの。

多くの方に愛されているUFOですが、最近ではパワースポットでの目撃談が増えています。

その一方で、ドローンなどの登場で本物と偽物を見分けるのが難しくなっている部分もあります。

見分けにくくなって、UFOにとっては動きやすい状況になってきているのかもしれません。

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