以前、六回に渡る連載記事で細かく紹介した、ハインリヒ・シュリーマン。 先の連載では、ハインリヒ・シュリーマンが伝説に包まれすぎていて、もはや本当の彼がナニモノであったのかわからないほどに謎だらけになってしまった経緯を紹介...

幼い頃にトロイア戦争の神話に憧れ、大人になってから本当にトロイアの遺跡を発掘してしまった、十九世紀のヒーロー、ハインリヒ・シュリーマン。 その生涯と事跡を追ってきたこの連載ですが、最終回であるこの第六回では、いよいよその...

子供の頃に読んだ神話のイメージを大人になってからも追いかけ続け、ついに考古学史上に残る発見を成し遂げてしまった人物、ハインリヒ・シュリーマンの足跡を追うこの連載。 前回にて、そのシュリーマンがついにヒサルルックにて「トロ...

シュリーマンはどうやって、現在の世界遺産「トロイアの遺跡」がある場所、すなわちオスマントルコ帝国領内のヒサルルックにたどり着いたのでしょうか？ 実はシュリーマンがどのようなルートを辿って「トロイアの遺跡」に辿りついたのか...

そもそも、少年時代のシュリーマンを虜にした「トロイア戦争」とは何でしょう？ ハインリヒ・シュリーマンの実像を追うこの連載記事ですが、第三回の今回は、トロイア戦争の整理と、それが西欧の歴史でどのような意味をもっていたのかを...

古代ギリシア文明の発掘において多大な功績を残しながら、その没後になって自伝にたくさんの「誇張」「疑惑」が見つかり、すっかり実像が見えなくなってしまった上に、いまだに激しい悪評や批判にもさらされている人物、ハインリヒ・シュ...

多感な子供時代に読んだ一冊の本が、人生を左右するほどの影響力を持つことがあります。 ですがギリシア神話の本を読んで、頭の中がその空想でいっぱいになるほど熱中した少年が、大人になってから本当に考古学者として大成してしまい、...