今回はみなさんご存知、聖剣エクスカリバーについてご紹介します。
エクスカリバーと言えば、人気ゲーム・ファイナルファンタジーシリーズで高い攻撃力を持つ隠し武器的立ち位置で登場するアレです。
fateシリーズでは、伝説そのままにアーサー王の持つ剣として登場するアレのことです。
皆さんは、そんなエクスカリバ-をアーサー王どうやって手に入れたのか、そしてその後どうなったのかご存知でしょうか?
このページでは、中二病の心を捉えて離さないロマンのかたまり、聖剣エクスカリバーについて解説させていただきます!
エクスカリバ-の由来はアーサー王伝説から
トマス・マロリーが編集したとされる有名な「アーサー王伝説」(「アーサー王と円卓の騎士」)。
ヨーロッパ統一を果たしたアーサー王と、彼に仕えた精鋭の騎士達(構成員は物語によって異なるようです)の物語です。
彼らが魔法の円卓に座っている絵は有名ですよね。
じつは、エクスカリバ-はこのアーサー王伝説に登場するアーサー王自身がが所持していた剣なのです。
魔法の力を宿し、ブリテン島を統治するのに正当な資格を持つ者の象徴であるエクスカリバー。
エクスカリバーの意味は「鋼を斬るもの」となっており、もちろん剣としての切れ味も優秀だったのでしょう。
さらに、エクスカリバーを収めている鞘は、「腰にさしていれば傷を受けることがなくなる」というこれまたチート級の強さです。
1番有名なエクスカリバーの入手方法
さて、そんなエクスカリバー。
じつはアーサー王がこの剣を手にした方法には、様々な説があります。
1番ポピュラーな物語は、石に刺さった魔法の剣を引き抜くお話です。
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
大きな石に剣が刺さっており、誰も抜くことができないと言い伝えられているものを、主人公的な立場の人がいとも簡単に引き抜いてしまうお話。
その大元は、アーサー王伝説から来ているのでしょうね。
エクスカリバーを引き抜くことができるのは、神が任命した「真実の王」=ユーサー・ペンドラゴン(アーサー王の父親とされている人物です)の正当な後継者のみとされています。
アーサー王は、この剣を引き抜くことで王となるのです。
その他のエクスカリバー入手方法

その他の説としては、すでに王に就任した後に「湖の乙女」(円卓の騎士の1人、最も有名なランスロットを育てた妖精のような存在です)により与えられた、という説もあります。
また、アーサー王が石から引き抜いた剣は別の剣で、湖の乙女がその剣を鍛え直し、エクスカリバ-になった、という説もあります。

剣の名前も、エクスキャリバー・エクスカリボール・カリバーン・コールブランド(別物!)など、国や発音の違いにより、様々な呼び名があるようです。
ゲームが好きな方は、カリバーンやコールブランドという名称も聞いたことがあるかもしれません。
エクスカリバーと同様、中二病心をくすぐるカッコイイ名前ですよね!(とくにコールブランド。なんか渋い!)
エクスカリバーの最後
どうやらエクスカリバ-は、物語の終盤に湖に返還されたようです。
アーサー王の命令により円卓の騎士の1人(物語により人物が違ったりします)が魔法の湖へ投げ入れて終わりだとか。
投げ入れるのは2回失敗するのですが、3回目は湖から手が現れ、剣を受け取ったのだということです。
聖剣にしては寂しい結末ですね。
それでも「聖剣エクスカリバ-」と聞くだけでロマンを感じずにはいられないこの言葉の響き!
これからも多くのゲームに登場することを期待しましょう。
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