ヨハネの黙示録と現代社会②|ワクチンパスポートは666?

世界各地でコロナ・ウイルスのワクチン接種が進み、感染対策として成果をあげているようです。

しかし、同時に別の問題が起きています。ワクチン・パスポートが発行されるようになり、ワクチン接種者に対する優遇措置と、未接種者に対する規制がより強固になっているのです。

このような現状を見るとき、ヨハネの黙示録に書かれている、「666」が登場する日が近いのではないかと思わされます。

今回はヨハネの黙示録とワクチン・パスポートを重ね合わせ、今の時代に起きていることを検証していきます。

わたし自身はクリスチャンとして、聖書を信じています。しかし、ヨハネの黙示録に書かれている預言はまだ起きていない事ですので、「今起きている出来事は、黙示録とこのようにつながっていると考えることができるのではないか」という、推測であることを前提にお読みください。

(注:この記事はワクチン接種の是非を問うものではありません。ワクチンそのものではなく、ワクチン・パスポートの現状について確認し、考察するものです)

「666」とは?

『The Number of the Beast is 666』(ウィリアム・ブレイク、原典

「666」とはヨハネの黙示録に登場する数字で、終わりの日に現れる「反キリスト」、もしくは「獣」と呼ばれる人物の名前です。この人物は世界を支配し、「666」の刻印を全人類に付けさせると書かれています。

「小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。…数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である」
(ヨハネの黙示録13:16~18)

この「666」がいつ現れるのか、ヨハネの黙示録に記載はありません。

仮にこの「666」が現代に登場するとすれば、この刻印とは皮膚に埋め込まれたマイクロチップ、もしくは入れ墨のように肌に刻まれたバーコードのようなものかもしれません。身分証明や口座番号などと連動していてもおかしくないでしょう。何をするにもこの刻印によって手続きしなければならない社会が誕生すると考えられます。この刻印はGPSの役割も持ち、住民の行動はすべて支配者に筒抜けになり、すべてが管理されるようになるかもしれません。

現在のテクノロジーにおいては、この刻印の導入はほぼ可能な状態になっています。クレジットカードやマイナンバーカードが一般的になっていることからも、それは明らかです。ほんの小さなチップをオンライン上に記録された様々な情報と連動させ、公共システムの構築やビジネスにおいて利用するという社会は、既に始まっているのです。

そしてこの666の刻印に近いものではないかと思わせるのが、ワクチン・パスポートです。

ワクチン・パスポートの現状

現在、ワクチン・パスポートはどのような位置づけなのでしょうか?現状を確認してみましょう。

日本を含む世界各国で、入国する旅行者にワクチン・パスポート(ワクチン接種証明書、もしくはデジタル・グリーンパス)の提示を求めるようになりました。

日本政府も海外に出国する日本人に対してワクチン・パスポートを発行しています。感染の拡大を防ぐために必要な措置ですが、欧州ではこの流れがさらに強くなり、国内における活動に対しても、ワクチン・パスポートの有無を問うようになっています。

ドイツではワクチン未接種者はレストランに入店できず、イベントに参加できないという法律が可決されました。イタリアやフランスでも、飲食店、イベントや博物館、長距離列車の利用などにワクチン・パスポートの携帯が義務付けられています。

アメリカでは州ごとの違いはありますが、ワクチンを接種していない学生は登校を禁止する大学や、接種を義務化し、違反した場合は職員を解雇する自治体も現れています。

また、監視社会の構築が進んでいた中国ではさらにその傾向が加速し、体温を検知するゴーグルをつけた公安職員が、街角で市民を見張るようになりました。

国民の活動すべてが管理される「666」の世界の土台が、ワクチン・パスポートによって少しずつ築かれ始めていると言えるかもしれません。

価値観の変化

個人の自由を尊重する欧米諸国において、このような政策があっさりと導入されているのは興味深い点です。

欧米人の本来の価値観ならば、ワクチンの接種そのものも強制されるものではなく、個人の選択とみなされるはずですが、社会の秩序を守るためには国民の自由を制限しても良い、という方向に舵が切られているのです。これは驚くべき変化です。

実は欧米的な価値観においては、「666」の社会システムは実現不可能なのではないか、と考えられてきました。「666」は独裁主義、そして共産主義的なシステムであり、民主主義、そして個人主義の価値感で生きる欧米人にとっては相容れないものだからです。

しかし、未知のワクチンに対する恐怖により、価値観はあっさりと変わってしまいました。「社会秩序のため」「国民の命と健康を守るため」という理由があれば、政府が国民の生活を管理し、様々な義務を課しても問題ではないとされるようになったのです。

個人の自由の保持にかけては強固な価値観を維持してきたアメリカですらも、国民全体を管理する共産主義的な政策を導入し始めているほどです。666の社会の種はすでに地面に蒔かれ、根を張り始めていると言えるでしょう。

ワクチン・パスポートは本当に666の刻印なのか?

では、ワクチン・パスポートは666であると、断定してよいのでしょうか。この問いに対する答えは「NO」でしょう。

ワクチン・パスポートはあくまでもワクチン接種証明書であり、身分証明書やクレジットカードの代わりになるものではありません。ヨハネの黙示録で描かれているような、生活全般を支配するものではないからです。

しかし、ワクチン・パスポートが世界各国で導入されていく流れを見ていると、人間の知恵では太刀打ちできない大きな災害に見舞われた時、人の価値観も、政府の方針も簡単に覆っていく現状を痛感します。

10年前にワクチン・パスポートの話題が出たとしても、政治家は鼻で笑うだけだったでしょう。それはあまりに非現実的な考え方に見えたはずです。しかし、コロナ禍により、状況は急速に変化し、政治家のスタンスも変わってしまいました。

ワクチン・パスポートは666の刻印ではありません。しかし、666をもたらすためのリハーサルではあるのかもしれません。黙示録の言葉を信じるならば、将来、人類に大きな危機が訪れるでしょう。その際、各国の指導者はこの危機を乗り越えるために強力な指導者を選出します。それが獣です。

獣は巧みな指導力を発揮し、人類を危機から救うのかもしれません。そして彼は独裁者としてふるまうようになり、人類はその支配に服し、666の刻印を受けていくのです。コロナ・ウイルスによるパンデミックは、666の世界が近づいてくる足音なのかもしれません。

さあどうする?

キリスト教の歴史の中では「さあ、もうすぐ世界の終わりが来る!」と狂信的な信仰を持ち、カルト的になっていくグループがいくつも登場しました。しかし、実際にはまだ終わりの日は来ていないようです。聖書には、終わりの日に対して慌てすぎないようにと警告する言葉があります。

「戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない」(マタイによる福音書24:6)

「そして、わたしたちが命じておいたように、落ち着いた生活をし、自分の仕事に励み、自分の手で働くように努めなさい」(テサロニケⅠ4:11)

聖書によれば、終わりの日はいつかやってきます。そして、終わりの日が近づいているサインは徐々に現れているように思えます。しかし、慌てる必要はない、と聖書は語っているのです。なぜでしょうか?

聖書には次のように書かれています。

「それで今や、わたしたちはキリストの血によって義とされたのですから、キリストによって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです」(ローマ5:9)

終わりの日に起きる困難な日々は神の怒りであると、聖書は語っています。

しかし聖書は同時に、神の怒りから逃れる救いの道についても語っています。それがイエス・キリストです。イエス・キリストを信じる者は、神の怒りにあうことがなく、終わりの日に救われると私たちは信じています。警告と救い、それが聖書のメッセージなのです。

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はじめまして、ゼウスです。ミスペディアの管理人です。 「神話の面白さをもっと伝える」をモットーに、世界中の神話・伝説のストーリーをはじめ、神話を元ネタにしたエンタメの解説や神話のおもしろエピソードなど、ロマンあふれる情報を発信しています。