人類滅亡まであと3年?そこに至る恐怖のシナリオを公開

ウイルス

皆さんは人類滅亡に関して考えたことはあるだろうか?

そこに至る仮説やシナリオが面白おかしく騒がれているが、そのほとんどがただの話題作りや都市伝説の域を出ないものばかりである。

本稿ではそのような話題作りの記事とは一線を画し、「近い将来最も起こる可能性が高い」と思われる人類滅亡のシナリオを考察したいと思う。

今現在、世間を賑わしている人類滅亡のシナリオとは?

これから行う考察の前に、今現在どのような人類滅亡のシナリオが存在しているのかを改めて整理してみたいと思う。

その数は軽く見積もっても30近くは存在するようだ。

代表的なところでいうと、小惑星衝突、温暖化による熱暴走、全球氷結、太陽の寿命、宇宙人襲来、核戦争、パンデミック、小型ブラックホールの生成、人工知能による反乱、粒子加速器の事故等々である。

確かに小惑星が衝突する時はいずれ訪れる日が来るであろうし、太陽の寿命もいずれは尽きる日が来るであろう。

だがそれははるか遠い未来の話のようにも思える。

では、”近い将来実現するであろうシナリオ”の視点で改めて見てみると如何だろう。

明らかに一つ、異彩を放つシナリオが存在するのにお気づきであろうか。

本稿を執筆するにあたり様々な角度から調査を進めるにつれ、そのシナリオが訪れる日がいよいよ目前に迫っているのではないかと思うに至った次第である。

どのシナリオが人類滅亡へと導くのか!?

結論から申し上げよう。そのシナリオとは「パンデミック(感染症の世界的な大流行)」に他ならない。

この問題は数カ月以内に起こっても何ら不思議ではない。

そして、数年以内に人類が滅亡する可能性をも秘めているのである。ここではその根拠を述べたいと思う。

近年では西アフリカエボラ出血熱の記憶が新しいが、天然痘やSARS、鳥インフルエンザ等あまりにも頻繁に発生する話題のため、皆様はこのウィルス感染についての危機的状況を正確に捉えていないと思われる。

確かにこれまでは凶悪な殺人ウィルスが猛威をふるい緊急事態宣言が出された国があれども、全世界を巻き込んだ状況に至るには程遠い規模感であり、この要因によって人類が滅亡するとは少々考えづらいかもしれない。

皆様はおそらくそうお思いのはずで、それは正解である。

自然界に存在するウィルスによる感染拡大は、普段なじみのあるインフルエンザウィルス同様、一定の拡散後、必ず終息するものである。

これはたまたまでは決してなく、自然界の摂理とも言える。

もし致死率が限りなく100%に近いと言われるようなウィルスが世界中に蔓延したとしても、感染先個体数が減るにつれ、いずれ感染拡大率が減少していき、そのウィルスは終息を迎えるのである。

例えば1918年-1919年にかけて世界中で大流行したスペインかぜは当時の世界人口のおよそ3割が感染したと言われ、最終的には4000万人(一説によると1億人)に及ぶ人々が死に追いやられた。

これは言い換えれば、それほど強力なウィルスが世界中で猛威を振るったとしても全人類は滅亡しないのである。

ではこのパンデミックによる人類滅亡の可能性は0%なのかというとそうではない。

繰り返すが、自然界のウィルスでは人類滅亡には至らない。

すなわちどういう事かと言うと、人間が人為的に創り出した殺人ウィルスによって人類が滅亡する可能性は十分に秘めているのである。

数年前に下記のような見出しが世間をにぎわしたのを皆さんはご存知だろうか”

『人類の半数を死滅させる人造ウイルス、実験室で誕生』

内容はこうである。

オランダ・ロッテルダムにあるエラスムス医学センターの分子ウイルス学教授ロン・フォウチャー率いる研究チームは2011年9月、強毒性の鳥インフルエンザウイルスH5N1の遺伝子を組み換えた人間への感染力がきわめて高い致死性インフルエンザウイルスの作成に成功したと、マルタ島で開かれたインフルエンザ会議で発表した。

この研究は米国NIH(国立衛生研究所)が生物兵器防衛計画の一環として「H5N1ウイルスがパンデミックを起こし得るかどうか」調べるために同チームへ委託したもので、「想定よりも簡単に作成でき」「オリジナルのウイルスと同等の致死力を保有し」「空気感染できるウイルスへの変異も可能」だという。

この人造ウイルスは人間へも容易に空気感染する可能性を示しており、もしもこれが生物兵器として悪用され、世界規模で蔓延していった場合、その致死率は60%に達するとされる。

引用元資料
Bird flu: Research row as US raises terror fears (BBC News)
Bird flu created in lab could kill millions (Belfast Telegraph)

この記事から読み取れる重要な部分は、殺人ウィルスを作ることは今の技術力をもってすれば比較的容易であるということ。

そして感染率や感染経路、致死率等をコントロールできるということである。

もう一つ見てみよう。

『ワクチンが効かない猛毒ウイルス、米で開発』

【ワシントン=笹沢教一】米セントルイス大の研究チームが、米政府の生物テロ対策研究の一環として、ワクチンが効かない猛毒の「スーパーウイルス」を遺伝子操作で作り出したことが明らかになった。

英科学誌「ニュー・サイエンティスト」最新号など英米メディアが相次いで報じた。

スーパーウイルスは、人の天然痘ウイルスに似たマウス痘ウイルスに、免疫の働きを抑える遺伝子を組み込んだもの。2年前、オーストラリアの研究者が致死性の強いマウス痘ウイルスを偶然作り出した技術を応用した。ワクチンを接種したり抗ウイルス剤を投与したりしたマウスも、感染すると100%が死んだという。研究チームは、ウイルスの作成過程を含む研究成果を先月下旬、スイス・ジュネーブで開いた国際学会で公表した。

「人には感染しない」としているが、今回の手法を天然痘ウイルスに応用すれば、ワクチンが効かない生物兵器を作り出せる可能性があり、研究の是非や公表の仕方などをめぐって論議を呼んでいる。

研究は、ブッシュ政権が年間約18億ドル(約1900億円)を投じて進める「生物テロ防衛計画」の予算を使い、この種の猛毒ウイルスへの対抗手段を開発する目的で行われた。通常のワクチンでは撃退できないため、効力の高い“スーパーワクチン”が必要になるとみられる。

ニューヨーク・タイムズ紙は、米陸軍生物防衛研究所が、この計画に関連し、人間への感染力を持つ牛痘ウイルスで同様の遺伝子操作実験を実施すると報じている。(読売新聞 2003/11/03)

引用元資料
US develops lethal new viruses (New Scientist)
Bioterror Researchers Build a More Lethal Mousepox (New York Times)

この記事で重要なキーワードは「ワクチンが効かない猛毒」「感染すると100%死ぬ」の2つだ。

パンデミックへと至る感染経路とはいかなるものか!?

殺人ウィルスによってパンデミックへと至るには、「いかにしてそのウィルスを創り上げ、ばら撒くか」に尽きるわけだが、”創り上げる”部分に関しては、先の例で述べさせて頂いた。

ではいかにして”そのウィルスをばら撒くか”であるが、これも簡単であろう。テロである。

もちろん殺人ウィルスの致死率が高ければ高いほどより厳重な施設で保管される訳だが、一人もしくは複数人の内通者(もしくは主犯)がいればいかなる厳重な施設でも突破可能なのは、2001年に起きたアメリカ炭疽菌事件など、過去の歴史が証明している。

例えばイスラム国が殺人ウィルスを欲した場合、その殺人ウィルスを入手できる可能性はどのくらいあるのか。

また万が一殺人ウィルスを手に入れた場合、彼らが実際にそのウィルスを使用する確率はどのくらいあるのだろうか。

数々のテロ行為を行っている彼らの言動を思い起こしながら一度想像してみてほしい。

そしてウィルスがばら撒かれるシナリオはもう一つある。それは国家の陰謀である。

少し話はそれるが、このような噂が存在する。

近年西アフリカを中心に猛威をふるったエボラウィルスは、実はアメリカが極秘開発した生物兵器だったという噂である。

これは某著名学者のリーク情報によって明らかにされた説なのだが、1970年代から行われていたアフリカでの病気予防と健康改善のためのワクチン接種は、実はアメリカが極秘開発・研究していた生物兵器の実験だったというのである。

今回の騒動は、その実験途中のエボラウィルスが漏れてしまいあのような大惨事に陥ったというのだ。

同様に、エイズウィルスも実はアメリカが生物兵器として極秘開発したウィルスだったという説も昔から存在している。

もし上記の噂が本当であったなら、エボラウィルスの一連の騒動は、すなわち人類滅亡の記念すべき第一幕として歴史に刻まれるのかもしれない。

真意のほどは定かではない為受け止め方は皆様に委ねたいと思うが、一言だけ言わせてほしい。

「火の無いところに煙は立たぬ」である。

なぜ人類が破滅へと向かう研究をする必要があるのか、仮に抗ウィルス剤開発という大義名分があったとしても、何故このような情報を全世界に向けて公表する必要があったのか。

それは全世界へ向けて、最強の生物兵器を保持している、という他国への牽制を含めているのではないか。

少しチープな言い方ではあるが国家間の巨大な陰謀、見えざる意図を感じざるをえない。

ちなみに上記の出来事は2003年に起きたものである。

あれから10年以上経った今、人に感染する、ワクチンが一切効かない、致死率100%の殺人ウィルスはすでに完成している確率は非常に高いといえよう。

そこに空気感染のキーワードが追加された時、人類滅亡の記念すべき第一歩になるに違いない。

総括

人類滅亡のシナリオの見解、いかがだったであろうか。

殺人ウィルスの開発、国家の陰謀、エボラウィルスの真相等々、人工ウィルスにまつわる疑念の数々は後をたたない。

これまで数々の失敗を繰り返してきた人類は、今後いかなる結末を迎えるのであろうか。

その来るべき時が一日でも先に延びるよう願いたいものである。

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